マンチェスター・シティに頼もしい男が帰ってきた。昨年8月に膝の前十字靭帯を損傷し長らく戦線を離脱していたドイツ代表FWレロイ・サネが、アーセナル戦で久しぶりのベンチ入りを果たしたのである。最後まで出番はなかったものの、嬉しいニュースであることに違いはない。
シーズン終了後にバイエルン・ミュンヘンへの移籍も盛んに噂されているサネ。しかし、今季残りの過密日程を考えれば、彼もまたジョゼップ・グアルディオラ監督にとって貴重な戦力となるはずだ。主力級の頭数が多いに越したことはない。
そしてこのスピードスターの復帰には、クラブOBであるマイカ・リチャーズ氏も大いに興奮しているようだ。サネはスーパーサブとしても機能するはずで、今後のマンCを確実に助けるだろうと同氏は次のように語っている。英『Manchester Evening News』が伝えた。
「サネの元気は姿をまた観られるのは喜ばしいことだね。昨季とその前のシーズン、ベンチスタートとなっても途中から投入される彼の影響力は恐ろしいほどだった。私にとって、彼はまだ最もエキサイティングな選手の一人だよ。復帰を本当に嬉しく思う。あんな怪我をすれば復帰まで時間がかかるのは当然だ。私も同じ怪我をしたことがあるから、復帰までどれくらいかかるのかは理解している。でも、うまくいけば復帰前よりも良いプレイを見せることができるかもしれない。準備は万端のようだしね。彼が躍動する光景を見られると思うと楽しみだよ」
長期離脱の影響でほとんどピッチに立つことができなかったサネだが、その実力は誰もが知るところ。はたして、左サイドのスピードスターはマンCの攻撃により厚みを加えることができるか。リーグ戦再開後のシチズンズにおけるキーマンはこの男かもしれない。
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