欧州屈指のセンターバックと称されるユヴェントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニだが、今の自身があるのはズラタン・イブラヒモビッチのおかげなのかもしれない。
ユヴェントス加入年で見るとイブラヒモビッチ(2004年夏に加入)の1年後輩で、2005-06シーズンに同選手と一緒にプレイしたキエッリーニ(2005年夏に加入)。1シーズンではあったが、イブラヒモビッチと切磋琢磨した当時のことを、伊『Corriere dello Sport』のインタビューで、次のように振り返っている。
「クリスティアーノは多くのゴールを決めたが、イブラは私の心の中に入り込んだ選手だったよ。私たちは最初、チームメイトだった。私は非常に若かったので、いつも彼と相見えることで自分の力を測ろうしていたね。彼を徹底マークすることで、チームメイトやコーチ人からの信用も得ることができた。
「イブラと1対1で向き合うことを受け入れるは、リスペクトすることを意味した。彼とのあらゆる挑戦から私は逃げなかったし、より強く、確信を持って向かって行ったよ。その結果、彼は私の中に最高のものをもたらしてくれたんだ。私は彼をとてもリスペクトしている」
イブラヒモビッチほどの強靭な体格と華麗なテクニックを兼ね備えた選手は、欧州にもそうはいない。キエッリーニにとって、そんな同選手としのぎを削った若かりし日々は、今でも貴重な経験となっているようだ。
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