今夏の移籍市場で、ついに“1億ユーロFW”の争奪戦が繰り広げられることとなるかもしれない。
2015年夏にパレルモからトリノへ移籍したイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ。加入1年目からチームの主力として活躍すると、2年目の2016-17シーズンに圧巻のパフォーマンスを披露する。リーグ戦35試合に出場して26ゴール4アシストの活躍を見せたのだ。
惜しくもこのシーズンの得点王は逃してしまったもののベロッティは、こういった活躍もあり、一躍ビッグクラブの注目の的に。これまでもレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドなど、様々なクラブが関心を寄せてきた。ただ、トリノが設定した1億ユーロ(約123億円)の契約解除金(国外のクラブにのみ有効)がネックとなっているのか、最終的に契約締結に至るクラブは現れず、ビッグクラブへの移籍はいまだ実現していない。
しかし、伊『La Repubblica』によると、今季も公式戦31試合に出場して15ゴールを記録しているこのストライカーに、再び多くのクラブが注目。現在、ACミランやナポリ、フィオレンティーナといった国内のクラブをはじめ、エヴァートンやアトレティコ・マドリードなども熱視線を送っているという。なお、フィオレンティーナはすでにベロッティへアプローチしており、4000万ユーロのオファーを出している模様。ただ、トリノ側は少なくとも5000万ユーロを要求しているようだ。
はたして、ベロッティの争奪戦を制するクラブはどこになるのか。今後の動向にも注目が集まる