パスもシュートも“オール1位”の男が赤い悪魔変える マンU・新たな攻撃の柱

マンUに加わったフェルナンデス photo/Getty Images

2月以降のスタッツは見事

新型コロナウイルスの影響でゲームがストップしてしまったのは残念だったが、2020年に入ってからのマンチェスター・ユナイテッドは勢いに乗っていた。

その原動力となっていたのは、今冬よりチームに加わったMFブルーノ・フェルナンデスだ。

フェルナンデスの加入で中盤が活性化され、攻撃のバリエーションは明らかに増えた。そこに同じく今冬チームに加入したFWオディオン・イガロも好調で、新戦力の躍動によってマンUは着実に勝ち点を積み重ねてきたのだ。
英『sky Sport』が改めてフェルナンデスの凄さを特集しているが、今年2月に入ってからフェルナンデスは多くのスタッツがチーム1位となっているのだ。

例えばキーパス(シュートへ繋がるパス)本数は11本で1位、枠内シュート19本も1位、クロス本数25本も1位、敵陣でのパス本数203本も1位と、いかに攻撃面でフェルナンデスが大きなインパクトを残しているかが分かる。

このフェルナンデスを軸に、ポール・ポグバやマーカス・ラッシュフォードがチームに戻ってくれば面白い連携が見られるだろう。もちろん今夏にも数名の新戦力を獲得するはずで、来季のマンUは攻撃力が一段も二段も上がった集団へと変化を遂げているかもしれない。

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