[CL]インテル&ドルトムントの2位争いが熾烈 F組2チームのラウンド16進出条件は
既に自力でのグループステージ突破の可能性が消滅しているドルトムントだが、この難局を乗り越えることができるか photo/Getty Images
勝ち点7で並ぶ両者
2019-2020シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージも最終節を残すのみとなり、グループFでは既にバルセロナがラウンド16進出を決めている。インテルとドルトムントが勝ち点7で並んでおり、熾烈な2位争いを繰り広げているが、ここでは両チームのラウンド16進出条件を紹介したい。
なお、同じ勝ち点で複数のクラブが並んだ場合、チャンピオンズリーグでは直接対決時の戦績が優先される(当該チーム同士の直接対決で得た勝ち点→得失点差→総得点→アウェイゴール数の順)。それでも優劣がつかない場合のみ、グループステージ6試合の戦績が順位決定の材料となる(得失点差→総得点→アウェイゴール数→勝利数→アウェイでの勝利数→反則ポイント→クラブ係数)。グループFの最終節は、日本時間12月11日(水)の早朝5時より行われる予定だ。
現在、グループFの2位につけているインテルの面々 photo/Getty Images
現2位:インテル(勝ち点:7 得失点差:+2)
最終節の相手:バルセロナ(現1位)
【自力突破となるケース】
インテルがバルセロナに勝った場合
※最終節でドルトムントがスラヴィア・プラハに勝った場合、勝ち点10でインテルとドルトムントが並ぶが、直接対決の戦績(2戦合計スコア)で勝るインテルがラウンド16進出。
【他力突破となるケース】
インテルがバルセロナと“引き分け以下”に終わった場合
(インテルが引き分け)
ドルトムントがスラヴィア・プラハに勝てなければ、インテルのラウンド16進出が確定。ドルトムントとインテルが共に引き分けた場合、互いに勝ち点8で並ぶが、直接対決の戦績(2戦合計スコア)で勝るインテルがGS突破。
(インテルが負け)
ドルトムントがスラヴィア・プラハに敗れれば、インテルのラウンド16進出が確定。この場合インテルとドルトムントが勝ち点7で並ぶが、直接対決の戦績(2戦合計スコア)で勝るインテルがGS突破。
【インテルが敗退するケース】
①インテルがバルセロナと“引き分け以下”に終わり、ドルトムントがスラヴィア・プラハに勝った場合
②インテルがバルセロナに敗れ、ドルトムントがスラヴィア・プラハと“引き分け以上”だった場合
※①②のケースいずれもインテルはドルトムントを勝ち点で上回れない。
現在、グループFの3位につけているドルトムントの面々 photo/Getty Images
現3位:ドルトムント(勝ち点:7 得失点差:-1)
最終節の相手:スラヴィア・プラハ(現4位)
【自力突破となるケース】
なし
【他力突破となるケース】
ドルトムントがスラヴィア・プラハに“勝利”、もしくは“引き分け”に終わった場合
※直接対決の戦績(2戦合計スコア)でインテルに劣るドルトムントは、最終節を終えた段階でインテルを勝ち点で上回る必要がある。
(ドルトムントが勝った場合)
インテルがバルセロナと“引き分け以下”であれば、ドルトムントのラウンド16進出が確定
(ドルトムントが引き分け)
インテルがバルセロナに敗れていれば、ドルトムントのラウンド16進出が確定
【ドルトムントが敗退するケース】
①ドルトムントがスラヴィア・プラハに敗れた場合
②最終節でドルトムントとインテルが共に勝った場合
③最終節でドルトムントとインテルが共に引き分け、もしくは共に敗れた場合
④最終節でドルトムントが引き分け、インテルがバルセロナに勝った場合
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