世界屈指のボールハンターの宝庫! ”プレミア守備的MFトップ5″で1位に選ばれたのは……
相手からボールを奪いにいくカンテ photo/Getty Images
ボール回収能力は欧州五大リーグでもトップクラス
現在のプレミアリーグでは、多くのクラブが中盤の底に優秀なボールハンターを配している。ここでのボール回収率が極めて高いことがプレミア勢がチャンピオンズリーグで好成績を収めている理由の1つでもあり、このポジションは世界で最も豪華な選手を抱えているリーグと言えるのではないか。
そこで英『Squawka』は、データや貢献度からプレミアリーグの守備的MFトップ5を選出している。
5位:エリック・ダイアー(トッテナム)
昨夏にはセンターバックにダビンソン・サンチェスが加わったこともあり、ダイアーがアンカーを務める機会も増えている。何よりダイアーには188cmのサイズがあり、高さでも貢献できることが大きい。さらに縦方向へのパスを1試合平均50本出しており、ボール扱いも巧みだ。
4位:ウィルフレッド・エンディディ(レスター・シティ)
カンテに代わる存在を探すことにレスターは苦労していたが、ようやく見つけたといったところか。これはレスターが中堅クラブで守備をする機会が多いことも関係しているが、エンディディはここまでリーグトップとなる81度ものタックルを成功させている。
3位:ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・ユナイテッド)
最近はポール・ポグバの守備能力が疑問視され、マティッチの負担は増える一方だ。大型選手ながら足下も柔らかく、パス成功率は平均87%を記録。さらに1試合平均のインターセプトが2回となっており、これはダイアーよりも上の数字だ。
2位:エンゴロ・カンテ(チェルシー)
カンテの貢献度は説明不要だろう。プレミアリーグにやってきてからの数字を通算すると、インターセプトの数は289本に及ぶ。これは同期間ではリーグトップの数字だ。攻撃面も進歩しており、今季は33回のチャンスメイクを記録。パス成功率も平均で89%と高く、繋ぎの面でも安心感が出てきている。
1位:フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)
ジョゼップ・グアルディオラの下で攻撃的なフットボールを展開するマンCにおいて、アンカーの位置でチームを引き締めるフェルナンジーニョは絶対に外せない存在だ。フェルナンジーニョはボールを回収する作業も得意で、正確にパスを繋ぐ技術も持ち合わせている。チームスタイルも関係しているが、このポジションではトップとなる1966本のパスを成功させているのは見事だ。マンCで最も欠かせない選手の1人と言えるだろう。