「チェルシーはレアル・マドリードと似ている」 波がある昨季プレミア王者はバルサ戦で何を見せるのか

FA杯では王者らしくハルを一蹴 photo/Getty Images

時折しか見られない王者らしさ

チェルシーは21日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでバルセロナと対戦するが、昨季プレミア王者にふさわしいパフォーマンスを見せてくれるだろうか。昨季の戦いは見事なものだったが、今季の内容には波がある。ワトフォードやボーンマスに完敗するケースもあり、リーガ・エスパニョーラで無敗を維持するバルセロナに手痛くやられてしまうのではないかと不安に思っているサポーターも多いだろう。

スペイン『MARCA』によると、かつてチェルシーでプレイした現ボルドー指揮官のグスタボ・ポジェもチェルシーが王者らしい戦いを時々しか見せてくれないと不安視している。リーグ戦の順位やここまでの戦いぶりからバルセロナの方が優位と見ているようで、今回の対戦について次のように述べている。

「チェルシーは苦戦していて、こうしたことはタイトル獲得後によく起きてきたことだ。次のシーズンが上手くいかないんだ。これはアンチェロッティ、モウリーニョにも起きたことで、今はコンテだ。昨季チェルシーは強かったし、守備も堅かった。だけど今は何が起きているのか分からない。時にホームで0-3で負けることもあるし、今のチェルシーはレアル・マドリードと似ているよ。時々しか王者のようなプレイをしないんだ」
チェルシーは5日にワトフォード相手に1-4と完敗したが、その後はWBAを3-0、FA杯でハル・シティを4-0で粉砕している。良いイメージでバルセロナ戦に臨めるはずだが、1stレグの90分間で王者らしいパフォーマンスを見せてもらいたい。

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