直近11試合でクリーンシートはたったの1度 レアルは2ndレグでPSGの猛攻を防げるか

ベティス相手に3失点したレアル photo/Getty Images

1stレグでは2点のリードを奪ったが……

チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでパリ・サンジェルマンを3-1と撃破したレアル・マドリードは、3月6日にアウェイでの2ndレグを迎える。ここでカギを握るのはレアルの守備だ。持ち前の攻撃力を武器にアウェイでも積極的な戦いを選んでもいいが、やはり1stレグで得たリードを守ることを第一に考えるべきだろう。

しかしレアルの守備には問題がある。今節のリーグ戦ではレアル・ベティス相手に大量5点を奪ったが、同時に3失点もしている。スペイン『MARCA』はこの守備でPSGの攻撃を抑えられるのかと不安視しており、直近11試合でクリーンシートがレガネス相手の1度しかない現状はかなり不安だ。

昨季のレアルはシーズンを通して50の失点があったが、今季は2月中旬時点で43失点を記録している。昨季より失点数が増えるのは確実で、セルヒオ・ラモスやラファエル・ヴァランなどワールドクラスのDF陣を抱えるチームが上手く守れない事態となっている。
PSGは1stレグを1-3で落としたものの、アウェイゴールを奪っている。レアルが試合運びに失敗すれば逆転される可能性は十分にあり、猛攻を仕掛けてくるであろうPSG相手に1stレグのリードを守れるのかは未知数だ。


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