ナポリ会長、チェルシー行きが噂される現監督について「引き抜かれる心配などしていない」

ナポリで辣腕を振るっているサッリ監督 photo/Getty Images

「契約解除条項を削除する」

2015年よりナポリを率いているマウリツィオ・サッリ監督。ハイライン&ハイプレスの原則やダイレクトパスを多用する攻撃を選手たちに植え付け、同クラブを今季のセリエA第23節消化時点で首位に導いている。

かねてよりチェルシーへの赴任の噂が報じられている同監督だが、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長がこの憶測を一蹴。2020年6月に満了を迎える現行契約の更改に着手する意向を明らかにした。英『TRIBAL FOOTBALL』が伝えている。

「サッリは指導者としても一人の人間としても素晴らしい。彼を引き抜かれることなんて心配していないよ。彼には700万ポンド(約11億円)の契約解除金が設定されているが、近いうちにこの条項を削除する予定だ。今月の会合で彼とそのことで話し合うつもりさ」
昨年10月に「たとえ今ジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)がフリーの身であっても、私は指揮官の交代を望まない」と同会長に言わしめるなど、首脳陣からの信頼が厚いサッリ監督。元銀行員という異色のキャリアを持つ稀代の戦術家が、今後もセリエAの舞台で辣腕を振るいそうだ。

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