もうメッシ依存とは言わせない ”世界最高の点取り屋”が直近16試合で16得点と完全復活

得点を量産するスアレス photo/Getty Images

序盤戦はキレが悪いと指摘されたが……

今季開幕当初のバルセロナでは、得点部分をリオネル・メッシに依存しすぎではないかとの意見が挙がっていた。昨夏にFWネイマールがパリ・サンジェルマンに移籍したことに加え、ルイス・スアレスの調子がなかなか上がらなかったからだ。

ところが、スアレスはきっちりと本来のフォームを取り戻してきた。最近はスアレスらしい豪快なボレーシュートなども増えてきているが、驚くべきことに直近の16試合では16得点を記録しているのだ。直近16試合でスアレスを無得点に抑えたのはユヴェントス、バレンシア、スポルティング・リスボン、エスパニョールの4チームのみだ。

スペイン『MARCA』は「スアレスを止められる者はいない」と伝えており、新年に入ってからは30日間で9得点と異常な状態となりつつある。今後はチャンピオンズリーグ決勝トーナメントもスタートするため、メッシ依存になりすぎるのも問題だった。しかしスアレスが得点ペースを上げてきたことで、メッシの得点部分の負担はやや減少傾向にあると言えるだろう。
今冬にはフィリペ・コウチーニョも獲得し、世界最高クラスの点取り屋スアレスが完全に目覚めたバルセロナを抑え込むのは不可能に近いミッションだ。

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