アーセナルが苦手になった? チェルシーサポーターはコンテに怒り爆発「解任の理由には十分だ」

チェルシーを指揮するコンテ photo/Getty Images

カラバオ杯でまさかの敗退

ジョゼ・モウリーニョが指揮を執っていた頃の記憶が強く印象に残っているのだろうが、チェルシーにとってアーセナルはどこかお得意様のようなところがあった。アーセン・ヴェンゲルはモウリーニョとの対戦を苦手としており、勝率でもモウリーニョが常に優勢だった。ところが、今やそんなイメージは消え去っている。現在チェルシーを指揮するアントニオ・コンテはアーセナルとの戦いを苦手としているからだ。

コンテ率いるチェルシーは24日にカラバオ杯準決勝でアーセナルと対戦し、1-2で敗れてしまった。これでコンテはチェルシーの指揮官として戦ったアーセナル戦8試合のうち1勝しかできていないことになる。昨季はFA杯決勝でも敗れており、苦手意識がついてしまったような感覚すらある。

英『METRO』によると、因縁のアーセナルに敗れたことにチェルシーサポーターもフラストレーションを爆発させている。リーグ戦ではなくタイトル獲得の可能性があったカラバオ杯で敗れたこともサポーターを刺激しており、コンテを解任しろといった意見が多く挙がっているようだ。
「コンテの采配はどうにもならないほど不十分なものだった。コンテの解任を考え始める必要がある」

「コンテは出て行かないといけない。彼はここに残りたがっていないし、彼の戦術は酷いものだ」

「初めてコンテを解任しろと簡単に叫ぶよ。もうあのスタイルは好きじゃない。1年半ありがとう」

「コンテはチェルシーの指揮官として初めてアーセナル相手に苦しんでいる人物だ。これだけで解任の理由には十分だ」

カップ戦で脱落してしまったこと、その相手がアーセナルだったことはサポーターに大きなダメージを与えており、コンテへの信頼が薄れつつある。昨季は3バックを軸に圧倒的なパフォーマンスを見せたのだが、その魔法も解け始めているようだ。

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