酒井高徳ら所属のハンブルガー、コーチ時代に長谷部や内田を指導したホラーバッハ氏が就任

就任会見へ臨んだホラーバッハ新監督 photo/Getty Images

低迷するハンブルガーを立て直せるか

日本代表DF酒井高徳とFW伊藤達哉が所属するハンブルガーSVは22日、新指揮官にベルント・ホラーバッハ氏が就任したと発表した。なお、契約期間は2019年6月30日までとなっている

ブンデスリーガ第19節を終えた時点で4勝3分12敗と、勝ち点「15」で降格圏内の17位に沈んでいるハンブルガー。20日に行われた第19節で、最下位に低迷するケルン相手に0-2の完封負けを喫し、ここ6試合白星なしの4連敗となったことでマルクス・ギズドル監督を解任していた。

一方、現在48歳のホラーバッハ氏は、現役時代に1996年から引退するまでの8年もの間ハンブルガーでプレイ。同クラブでは公式戦224試合に出場しており(『transfermarkt』より)、元日本代表FW高原直泰とチームメイトだった。
引退後は指導者の道へ進んだホラーバッハ氏。2007年からヴォルフスブルクのフェリックス・マガト監督のもとでアシスタントコーチを務め、日本代表MF長谷部誠や元同代表FW大久保嘉人らを指導し、ブンデスリーガ優勝を成し遂げた。さらに、2009年からはマガト監督とともにシャルケへ移動し、元同国代表DF内田篤人も指導している。監督としては、2014-15シーズンに当時4部リーグ相当に所属していたヴュルツブルガー・キッカーズを、2年間でブンデスリーガ2部まで昇格させた。しかし、1年で3部降格が決まり、2016-17シーズン終了後にチームを退団していた。

はたして、ホラーバッハ新監督は低迷するハンブルガーを立て直し、リーグ戦の順位を押し上げることができるのか。

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