ストーンズ&オタメンディ崩壊 マンCの弱点はやはり最終ラインにあるのか

リヴァプール相手に崩壊 photo/Getty Images

リヴァプールの攻撃に4失点

どんなチームにも必ず穴は存在するものだが、やはりマンチェスター・シティの弱点は最終ラインだ。マンCは14日にリヴァプールと対戦し、3-4で敗れた。リヴァプール攻撃陣が強力なのは対戦前から分かっていたことだが、英『Daily Mail』はリヴァプールの攻撃がマンCのセンターバック2人の脆弱さを露呈させたと伝えている。

この試合ではニコラス・オタメンディと今後の成長に期待がかかるジョン・ストーンズの2人がコンビを組んだが、最終ラインの裏に放り込まれるボールへの対応が不安定だった。特に同メディアが問題視したのは、リヴァプールの勝ち越し点となったロベルト・フィルミーノに得点を許した場面だ。

最終ラインの裏に出されたスルーパスにはストーンズが反応していたのだが、並走していたフィルミーノに弾き飛ばされる形でボールを先に触られてしまった。ストーンズの1対1の能力には以前から疑問符がついていたが、ここでもその弱点が顔を出してしまった。一流のセンターバックなら適切に体を入れ、クリアするかマイボールにするかの対処をしていたはずだ。少なくとも前を向かれてシュートを許してしまうのは問題だろう。
守備の1対1ではヴァンサン・コンパニが圧倒的な自信を持っているのだが、近年のコンパニは負傷が絶えない。9日のカラバオ杯準決勝のブリストル・シティ戦でも何度かあったが、最終ラインの裏へ放り込まれた際にマンCは脆さを見せやすい。同メディアは対戦前からリヴァプールがブリストル・シティと同じく積極的に最終ライン裏を狙ってくるのではないかと予想していたが、その狙いは正しかったと言えるだろう。

今回はマンCの弱点を突かれた格好になったが、これをどう修正していくのか。今後チャンピオンズリーグでワールドクラスのアタッカーと対峙することを考えると、今回の4失点はサポーターの不安をあおるものとなってしまった。

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