FC東京、G大阪退団の長谷川健太氏に復権を託す 来季の監督就任を発表

今季限りでG大阪を退団した長谷川健太監督 photo/Getty Images

日本人監督としては初の3冠達成

J1のFC東京は3日、2018シーズンの監督に長谷川健太氏が就任することが決定したと発表した。なお、9月からトップチームの指揮官を務めている安間貴義監督の去就については、決まり次第発表するとのことだ。

現在52歳の長谷川氏は現役時代に清水エスパルスなどでプレイし、日本代表としても27キャップを記録。引退後は、NHKでのサッカー解説者、常葉学園浜松大学サッカー部での監督を経て、2005年に古巣である清水の指揮官に就任。初年度こそリーグ戦で残留争いを行なったが、その後は数シーズン二桁順位で終えていたチームを立て直し、上位争いをするクラブへ復活させた(2010年に退団するまでの最高順位は4位)。

そして、2013年からはJ2へ降格した名門ガンバ大阪の復権を託されると、ここでも見事チームを立て直し、J2優勝へ導いた。翌2014シーズンには、J1復帰1年目ながらリーグ戦、カップ戦、天皇杯で優勝を成し遂げ、日本人監督としては初の国内3冠を達成している(3冠は鹿島アントラーズに次ぐ史上2クラブ目)。今季をもってG大阪を退団し、来季からFC東京の指揮官に就任することとなった。
はたして、日本屈指の指揮官である長谷川監督は今季13位と苦しんだFC東京を立て直し、躍進させることができるのか。来季の指揮官の手腕に注目が集まる。

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