チェルシーOBは絶賛
得点を量産してくれるFWはもちろんだが、近年はチームを陰から支える守備的MFの存在感が大きくなっている。レスター・シティ、チェルシーと2シーズン続けてプレミアリーグ制覇に貢献したMFエンゴロ・カンテはその代表例と言える。
他にもレアル・マドリードに欠かせない人材と言われるカゼミロもカンテと同じレベルで語られる潰し屋だが、現役時代にはチェルシーでプレイし、指揮官としてはサンダーランドなどを率いてきたグスタボ・ポジェはカンテこそ世界最高の守備的MFだと主張している。
英『METRO』によると、ポジェはカゼミロも優秀な選手と認めながらも、ゲームの流れを読んでいるカンテこそ世界トップと考えているようだ。
「彼は世界最高の守備的MFだ。容易に世界のベストイレブンに入れるよ。他にもこのポジションにカゼミロやブスケッツがいることは分かっている。だが、カンテの方が彼らより上だ。彼はゲームを読み、ポジションに留まる時と飛び込む時を理解している。事前に何が起こるのかを読んでいるんだ」
来年には2018ロシアワールドカップがあり、フランス代表のカンテとブラジル代表のカゼミロ、スペイン代表のセルヒオ・ブスケッツがどうチームをコントロールするかは注目ポイントだ。3チームとも優勝候補の一角に挙げられており、この3人が重要な存在になっているのは間違いない。守備的MFの出来が結果を大きく左右することになるかもしれない。