試合の中断を問題視する声も
スペインサッカー協会(RFEF)は15日、来季のリーガ・エスパニョーラよりビデオアシスタントレフェリー制度(VAR)を導入することを発表した。
昨年末に行われたFIFAクラブW杯や今年の5月より開催されたU-20W杯で導入された同制度。“明らかな誤審”(ゴール、PK、選手の退場、カードを提示する選手の誤認)を修正する場合のみ採用されるという原則が国際サッカー評議会(IFAB)より唱えられているが、今季より同制度を導入しているブンデスリーガではミスジャッジとは言い切れない場面においてもビデオアシスタントを介入させていることから、試合が頻繁に中断されることに対する不満の声が高まっている。前述の原則に基づいて同制度を活用することを公式ホームページ内で強調したスペインサッカー協会だが、いかにしてこの問題を解決するかに注目だ。