オーストラリアのスパイ疑惑が浮上
15日にロシアW杯・大陸間プレイオフの2ndレグが行われ、オーストラリア代表がホームにホンジュラス代表を迎え入れる。本大会出場がかかった運命の一戦を前に、オーストラリアにスパイ疑惑が浮上している。
11日にホンジュラスのホームで行われた1stレグは、0-0のスコアレスドローで戦い終えているため、2ndレグで勝利したチームがロシア行きのチケットを手にすることとなる。ホームのオーストラリアが有利との見方が強いが、ただ同代表もアウェイゴールを奪えていないため、1失点するとたちまちピンチになる可能性が。オーストラリアにとって、勝利が必須条件と言っても過言ではない。
こういった状況の中でオーストラリアが、ホンジュラスに対してスパイ行為を行なった可能性があると、米『ESPN』などが伝えている。同メディアによると、13日にホンジュラスがスタジアムでトレーニングを行なっている際、上空をドローンが飛び続けていたという。これは映像にも収められており、ホンジュラスが代表の公式Twitterへ映像とともに「ホンジュラスの公式トレーニングをオーストラリアがドローンでスパイ。チームに不快感を引き起こしている」と投稿している。
さらに、記者会見へ出席したホルヘ・ルイス・ピント監督も「先進国が、このような事件を起こすのは恥ずかしい。オーストラリアがホンジュラスへ来たとき、彼らはトレーニングを行うスタジアムの隅々まで(盗撮されていないかなどを)チェックしていた。そして、ドローンがビデオに収められているのが何よりの証拠。明日の試合は、フェアプレイやスポーツイベントからかけ離れて開催される。彼らは潔白ではないでしょう。サッカーによるスパイ行為だ」と述べた。
オーストラリアが本当にドローンを送り込んだかは定かではないが、この一件はどんな結末を迎えるのだろうか。
参照元:Twitter