ヤヌザイはどうしてこうなった……? ”ギグスの後継者”だったはずの若者が大苦戦

今夏にマンUを退団

今夏にマンUを退団

レアル・ソシエダに移籍したヤヌザイ photo/Getty Images

期待されていた若者はこうも変わってしまうものなのだろうか。マンチェスター・ユナイテッドで大きな期待を受けていたMFアドナン・ヤヌザイがレアル・ソシエダに完全移籍することが発表された。そのヤヌザイを英『Daily Mail』が特集している。

ヤヌザイといえばデイビッド・モイーズが指揮していた2013-14シーズンにブレイクし、このまま成長すれば将来興味深いタレントになるとサポーターからも期待されていた選手だ。その期待は背番号にも表れており、2014-15シーズンからはあのライアン・ギグス氏が背負った11番を任されている。同じレフティーということもあり、ギグス氏のような存在になってほしいとの期待があったのは間違いないだろう。

しかしルイ・ファン・ハールに指揮官が交代すると、ヤヌザイの出場機会は減少。2015年夏には出場機会を求めてドルトムントにレンタル移籍したが、これが大きな間違いだった。ドルトムントはマンUに劣らぬほど豪華な選手層を誇るチームで、ヤヌザイはそこに割って入ることができなかった。レンタル先としては少々レベルが高すぎたのかもしれない。しかもドルトムントでは当時指揮を執っていたトーマス・トゥヘルから「モチベーションが感じられない」と態度の問題を指摘されており、スターダムへの道が徐々に狂ってしまった。

2016-17シーズンには再起をかけてモイーズ率いるサンダーランドにレンタル移籍したが、これも成功とはならなかった。同メディアは「残留争いを強いられているサンダーランドにヤヌザイが理想とする環境はなかった」と伝えており、攻撃の時間が限られるサンダーランドでのプレイはヤヌザイにとって難しいものだった。

その間にマンUは大量の資金を投じて前線を豪華にしてしまい、ヤヌザイのことを忘れてしまったサポーターもいたはずだ。最終的にはレアル・ソシエダに完全移籍することとなり、同メディアは「ユナイテッドがヤヌザイに期待していた時代は終わった」と伝えている。

果たしてヤヌザイはマンUが放出を後悔するほどの活躍をスペインで見せることができるのか。神童のキャリアは予想以上の回り道となってしまっている。

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