アセンシオこそ”メッシの後継者”だったのでは? 英紙「コウチーニョより1億ポンド近く手頃」

レアルのアセンシオ photo/Getty Images

バルサは2014年に獲得に迫る

パリ・サンジェルマンに移籍したネイマールの代役はリヴァプールのフィリペ・コウチーニョなのか、ドルトムントのウスマン・デンベレなのか。ここ最近のバルセロナは後釜探しに奔走している。

しかし、2014年にミスを犯さなければネイマールの後釜はすんなり決まっていたかもしれない。さらにはリオネル・メッシの後継者も同時に決まったかもしれない。そのミスとは、レアル・マドリードで輝きを放つ21歳のMFマルコ・アセンシオを獲得できなかったことだ。

アセンシオは2014年夏にレアルへと移籍したが、バルセロナが獲得寸前まで迫っていたのは有名な話だ。移籍金も450万ユーロで合意に達していたものの、そこからアセンシオの所属元だったマジョルカと支払方法などを巡って揉め事が起こり、アセンシオはレアルの選手になった。
そのアセンシオは今やスペインの将来を期待される存在にまで成長し、レアルでも特別な輝きを放っている。バルセロナとのクラシコでもゴールを決めるなど才能は抜群で、今のレアルに欠かせないジョーカー的存在だ。あの活躍を見るとバルセロナが獲得できなかったことを悔やむのも無理はない。

現在はコウチーニョの引き抜きなどが噂されているが、英『Daily Mail』は「アセンシオはコウチーニョより約1億ポンド近くお手頃だった」と伝えており、アセンシオがレアルに移籍した額とは比較にならない。仮にアセンシオがバルセロナの選手だったならば、ネイマールの穴を埋められたかもしれない。さらには21歳という年齢を考えてもメッシの後継者になれた可能性もある。

バルセロナにとっては痛い補強ミスとなったが、アセンシオがバルセロナに加わっていれば今頃どうなっていただろうか。

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