エミリアーノ・マルティネスの実力は認めるが…… チェルシーOBがどうしても納得できない“素行”「ネガティブな注目を集めてしまう」

アストン・ヴィラの守護神マルティネス photo/Getty Images

相手を挑発する行為も目立つ

アルゼンチン代表の守護神として2022ワールドカップ・カタール大会制覇に貢献するなど、アストン・ヴィラGKエミリアーノ・マルティネスがトップクラスのGKであることは間違いない。セービング能力に優れ、PK戦にも強い。

マルティネスは今夏の去就が注目され、中にはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなど国内の名門も関心を示しているとの話もある。

ただ、マルティネスの獲得に疑問を抱く者もいる。その1人がチェルシーOBのウィリアム・ギャラス氏だ。マルティネスが優秀なGKであることは認めつつも、対戦相手を挑発するような行動を取ったり、何かと物議を醸すGKではある。その点を問題視しているのだ。

「彼は優れたGKだよ。言うまでもなく、アルゼンチン代表でも重要な選手だ。アーセナルからアストン・ヴィラへ渡って以降良い成績を残してきたが、チェルシーに彼がフィットするかは分からないね。クラブにふさわしい人物かは疑わしいよ。彼の行動を考えると、クラブにプラスとなるようには思えない。彼の個性、情熱には様々な意見があるが、個人的にはクラブに適任とは思えないね。チェルシーは彼と同じくらい、あるいはそれ以上に優れたGKが必要だ。ただ、マルティネスのように無駄なことはせず、自分の仕事をこなせる選手がね」

「クレイジーなGKも過去にはいた。クディチーニも、レーマンもね。チェフはクールだったね。それでもレーマンはマルティネスのような振る舞いはしないよ。マルティネスはネガティブな注目を集めてしまう。GKとはセーブし、無失点に抑えてピッチを去ることが求められるのだけどね」(『METRO』より)。

マルティネスが物静かなタイプのGKでないことは確かで、あの振る舞いには賛否両論あるだろう。ギャラス氏は否定的な立場にあり、マルティネスは敵が多いタイプのGKとも言えそうだ。

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