古橋の獲得はバーミンガムの“野心”を示すもの プレミア昇格へキーマンに「古橋との契約はクラブ関係者全員を本当に興奮させるもの」

古橋はバーミンガムへ photo/Getty Images

イングランド2部でもゴール量産なるか

今冬に移籍したフランス1部のレンヌで難しい時間を過ごしてきたFW古橋亨梧は、今夏にイングランド2部へと昇格を決めたバーミンガム・シティへ移籍することになった。

確かにレンヌでは結果が出なかったが、スコットランド王者セルティックでの実績は十分すぎるものがある。2部へ昇格を決めたばかりのバーミンガムにとっては、かなり大きな補強と言えるのではないか。

英『Football League World』も野心的な補強と評価していて、バーミンガムが目指すのはプレミアリーグ昇格だ。2部残留で満足するクラブではなく、新シーズンの昇格を目指すならば古橋級の点取り屋が必要だったのだ。

「古橋のような選手を獲得できたのは、バーミンガムが非常に野心的だからであり、新シーズンも昇格を目指して戦うだろう。プレミアへの野心が新加入選手にとって大きな魅力となるのは明らかだ。多くの人の目にはバーミンガムに新しいストライカーが欠けていたことは明らかだっただけに、古橋との契約はクラブ関係者全員を本当に興奮させるもののはずだ。もちろんまだ追加すべきエリアはあるが、クリス・デイビス率いるチームは現時点で悪くない陣容で、ここまでスカウティングチームには称賛が送られるべきだ」

バーミンガムはジウ・ヴィセンテとの契約が満了を迎えたMF藤本寛也の獲得もまとめ、レスター・シティなどで活躍してきたMFデマライ・グレイも加入。グレイは古巣復帰となり、プレミアでの経験も豊富な実力者だ。

このあたりが同メディアの評価する『野心的』な部分だが、2シーズン連続での昇格は叶うのか。イングランド2部は厳しいコンペティションだが、古橋がフィニッシャーとして機能すればプレミア昇格も不可能な目標ではないだろう。

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