監督X・アロンソがチームで1番パスが上手かった? レヴァークーゼンを去るDFターが受けた衝撃「まだまだ現役でプレイできるなと思った」

レヴァークーゼンで指揮官として成功を収めたX・アロンソ photo/Getty Images

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ロングパスの練習で選手たちを驚かせた

29日、バイエルンはレヴァークーゼンからドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得を発表した。

レヴァークーゼンは指揮官シャビ・アロンソも退任しており、今夏はターの売却も併せて1つの区切りと言えそうだ。

そんなターがレヴァークーゼンでのアロンソとの仕事を振り返っているが、ターはアロンソが現役選手の誰よりも上手かったと語っている。
「彼が監督としてまだ若い人であることは分かっていたけど、彼の動きを見てすぐにまだまだ現役でプレイできるなと思ったよ。監督を僕たちのチームに加えても全く問題なかったと思う。ロングパスのドリルをやった時、個人的には良いパスが出せたと思った場面があったんだ。でも監督は『もっと鋭いボールを蹴ってくれ』と行ってきた。すると監督はボールを持ち、逆サイドのウイングバックにピタリと合うパスを出してみせたんだ。そして『これが私の言う鋭いパスというものだ』ってね。僕たちは全員唖然としたよ。誰も監督と同じボールは出せなかった」

「守備面では、クロス対応をもっときっちりやらなきゃダメと言われた。『ペナルティエリアでは君が主役なんだ』と。相手FWのマーク、ポジショニング、体の向きなどをトレーニングしてもらった。監督は常に細かい点にこだわっていたよ」(『The Players Tribune』より)。

アロンソは現役時代よりパスの名手であり、特にロングボールの精度は抜群だった。それはレヴァークーゼンの指揮官に就任してからも何度か話題になっていたが、選手もビックリしたようだ。理論だけでなく、監督自らが実践できてしまうのは何よりの強みと言えるか。

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