キムは放出濃厚、伊藤はバックアッパー ドイツ代表ターの加入で変わるバイエルン守備陣の序列

バイエルンに加入したヨナタン・ター photo/Getty Images

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フリー移籍で獲得

29日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはドイツ代表DFヨナタン・ターの加入を発表した。昨年夏にも獲得に動き、加入目前という状況にまで達しながら逃したドイツ国内屈指のセンターバックを迎え入れることに成功した。

ターの加入によってバイエルンの守備が大幅に強化されたことは間違いないが、その一方でバイエルン守備陣の中での序列が大きく変わることも確実だろうとドイツ紙『Bild』は分析している。

同紙は、仮に来シーズンもバイエルンが4バックシステムを採用する場合、ターがセンターバックの1番手、その次にフランス代表DFダヨ・ウパメカーノが2番手としてターと先発でコンビを組むことになると予想。今シーズンはレギュラーだった韓国代表DFキム・ミンジェについては、「ターの加入はキムにとって大きな挑戦となる。キムはレギュラーポジションを失うだろう。そのため、彼は2028年まで契約が残っているものの、今年夏の放出候補に入っている」と退団の可能性を指摘している。
また、昨年夏にバイエルンに加入した日本代表DF伊藤洋輝については、「センターバックと左右のサイドバックをこなせるヨシプ・スタニシッチは、ターとウパメカーノのバックアッパーとしてチームの構想に含まれている。左サイドバックとセンターバックでプレイできるイトウも同様だ」として、左利きという希少性と複数のポジションで起用できることからバックアッパーの役割を担うことになるだろうと予想している。

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