アーセナル戦はブラッドリーが先発! A・アーノルドの退団にスロット監督「リヴァプールのファンと同様に我々も残念に思っている」

リヴァプールで成長期待されるブラッドリー photo/Getty Images

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生え抜きが今夏クラブを去る

今週末にプレミアリーグ第36節のアーセナル戦を控えるリヴァプールだが、右SBにはコナー・ブラッドリーがスタメン出場するようだ。指揮官のアルネ・スロットが明言した。

すでにリーグ優勝が決まっているリヴァプールにとってアーセナル戦は消化試合とも言えるが、前節チェルシーに1-3で負けてしまったことやホーム、アンフィールドで行われる試合ということもあって、負けるわけにはいかない。そんななか、スロット監督はシーズン終盤の選手起用について次のように語った。

「私の決断は多くのことに影響を与えるが、そのひとつが負けだ。だから4人全員を代えることは考えていないが、負けることやローテーション以外にも考慮すべき要素がたくさんあるので、様子を見ていく。コナーは先発だ。来シーズンに向けて、彼には出場時間が必要で、試合経験を積む必要がある」(英『Sky Sports』より)
不動の右SBであるトレント・アレクサンダー・アーノルドの退団が決まり、来シーズンに向けたステップアップの必要性があるブラッドリーのスタメンを明言したスロット。しかし、ディフェンスライン全員を代えることはないとも語っている。

また生え抜きのアーノルドが今夏リヴァプールを去ることになった件についてはファンと同様に残念な気持ちだと胸中を明かした。

「リヴァプールが好きで、リヴァプールのファンであるすべての人と同様に、我々も彼の退団を残念に思っている。なぜなら、良い人間であるだけでなく、非常に優れたサイドバックもクラブを去ってしまうからだ」

AZやフェイエノールトでも指揮官を務めたスロットはスターの退団に慣れているとは明かしつつ、唯一無二の生え抜き選手の退団を惜しんでいる。しかし、続けて「次の非常に優秀な選手がステップアップする時」とも話しており、アーノルドの穴を埋める選手が台頭してくることへの期待感も述べている。

ブラッドリーが今後のリヴァプールの右サイドを担う存在として期待されるが、アーノルドの不在を感じさせないほどの選手に成長できるか、楽しみだ。

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