日体大フロレス・アリエ 関東インカレ女子400mで連日の大会新 52秒台は想像以上「力がついてきた証拠」と手応えを実感

進学後、成長著しいフロレス photo/Getty Images (写真:日体大陸上部インスタグラムより)

日本国籍取得中の新星

9日、陸上の関東学生対校選手権第2日が相模原ギオンスタジアムで行われ、女子1部400メートル決勝でフロレス・アリエ(日体大3年)が52秒82の大会新記録で優勝した。

フロレスは現在、日本国籍の取得を申請中で、3日の静岡国際女子400メートルでは日本記録51秒75より速い51秒71を記録する素晴らしい走りで優勝した。父はペルーと日本、母はペルーとイタリアにルーツを持ち、自身は静岡出身で現在はペルー国籍となっている。

7月に行われる世界選手権の出場も兼ねる日本選手権までには、本人曰く日本国籍取得が間に合うとし、今後は日本代表としての活躍が期待される。

今大会でも素晴らしい走りを見せ、準決勝では53秒32で大会記録を7年ぶりに更新すると、勢いそのまま決勝では52秒82で大会記録を再び更新した。

レースを振り返ったフロレスは、「決勝はタイムより順位を狙っていた」と語り、日体大のポイント加算に貢献できたことを喜んだ。そして意識していなくても好タイムが出たことについては「良くても53秒台後半だと思っていたので、まさか52秒台が出るとは思っていなかった。力がついてきた証拠でもあるのかな」と手応えを語った。

彼女は200mと1600mリレーにも出場予定。そこでもどんな走りを披露するか注目だ。

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