那須川天心 世界前哨戦に向け日記スタート 慣れないサウスポー相手に「試行錯誤」「空間を大切に生きる」と対策に励む

日本人ボクサーの強豪がひしめくバンタム級で王者を狙う那須川 (写真:本人Xより)

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世界戦を見越しサウスポーと対戦

WBCバンタム級1位、WBA・WBO2位、IBF4位の那須川天心が8日、ちょうど1カ月後の6月8日に東京・有明コロシアムで行われるビクトル・サンティリャン戦(バンタム級10回戦)に向け、日記をスタートさせた。

天心はこの日の投稿で「6月8日 世界前哨戦までの日記 1日目」と題し、「試合まで1ヶ月。スパーはもう始まっていて今日は8ラウンド。メキシコからサウスポーのパートナーを呼んでもらい日々稽古。前回の試合から今回の試合までの期間も自分の中で試行錯誤を繰り返し。毎日新しい自分との出会い。そしてここから1ヶ月更に変化していくのだと思う。今回はより日常の中にボクシングがある。試合前だから追い込む、気合いを入れる、そういう次元では無い。日常の中でも練習の感覚がある。日々自分と向き合い空間を大切に生きる。1人でも1人じゃない空間と友達になろう」と思いを綴った。

バンタム級の世界王者は4人中3人がサウスポー。那須川はボクシング転向後はサウスポーと対戦したことがまだない。そのため世界戦を見越してサウスポーのサンティリャンを対戦相手に選び、その対策に勤しんでいる。
果たして残り1カ月で、距離感や攻撃の間合いやタイミングなど、自分の納得のいく感覚が掴めるかどうか。そして世界前哨戦と位置づけた次戦ではしっかりと対応し、勝利できるか注目だ。

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