新監督探しを急ぐライプツィヒ レアル・マドリード指揮官の息子ダビデ・アンチェロッティ招聘を検討

去就が注目されているダビデ・アンチェロッティ氏(右) photo/Getty Images

2012年から父の右腕として活躍

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でアーセナルに敗れて以降、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督の進退問題が連日現地メディアによって大きく報じられている。しかし、指揮官だけでなくその息子でアシスタントコーチのダビデ・アンチェロッティ氏の去就も大きな注目点となりつつある。

ドイツ紙『Bild』によれば、ライプツィヒが次期監督としてダビデ・アンチェロッティ氏の招聘を検討しているという。同クラブは3月末にマルコ・ローゼ前監督を成績不振により解任。シーズン終了まで暫定監督のゾルト・レーヴ氏に指揮を託しつつ、新シーズンに向けて新指揮官の選定を進めている。この中でコモのセスク・ファブレガス監督、クリスタルパレスのオリバー・グラスナー監督とともにダビデ・アンチェロッティ氏も候補者としてリストアップされ、既に同氏とライプツィヒ関係者が接触したとも『Bild』は伝えている。

1989年7月生まれで現在35歳のダビデ・アンチェロッティ氏は、19歳の時にACミランとプロ契約を結ぶも公式戦出場は果たせないまま20歳で現役引退を決意。その後は大学でスポーツ科学を専攻し、23歳だった2012年から当時パリ・サンジェルマンで指揮を執っていた父親のアシスタントコーチとして働くようになり、そこからレアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンでもカルロ・アンチェロッティ監督の右腕として働いてきた。

コミュニケーション能力に長けていて、レアルでは指揮官と若手選手達とのパイプ役を担っているダビデ・アンチェロッティ氏をめぐっては、既にローマもクラウディオ・ラニエリ監督の後任候補として動向を注視しているとされる。仮に父であるカルロ・アンチェロッティ監督が今シーズン終了後にレアルを去る場合、ダビデ・アンチェロッティ氏の去就も一気に進展する可能性がある。

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