千賀滉大、ウイルス感染で点滴を打ち強行登板で粘投 メンドーサ監督「昨日まで登板できるか分からなかった」

体調不良の中でも先発の役目を果たした千賀 photo/Getty Images

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4回5安打1失点も援護なく黒星

ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手が日本時間2日、アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に今季6度目の先発登板。4回5安打1失点と粘りの投球を披露したが、今季2敗目を喫した。

実はこの試合前、千賀がチーム内で流行しているウイルスに感染。点滴を打って登板していたことが判明。カルロス・メンドーサ監督が試合後にその事実を明かした。

同監督は試合後のインタビューで「千賀は数日前、点滴を受け、昨日はだいぶ良くなったが、昨日まで今日の試合で登板できるかは分からなかった。彼自身が登板を決意したので、今日も試合前に点滴を受けさせ、そんな中で力を発揮してくれた」と述べた。
その千賀は「コンディションは決して良くはなかったが、マウンドに上がると決めた以上は先発の仕事として6イニングくらいはいきたかった」と自身の投球に納得せず。3回まで安打を許しピンチを背負う中でも無失点で粘りのピッチングを披露したが、4回には、安打と四球で1死一、二塁のピンチを広げ、7番アレク・トーマスに中前適時打で先制を許してしまっていた。

それでも後続打者は速球やお化けフォークで三振を奪うなど力を振り絞り、最小失点で踏みとどまった。この回を終えた時点で既に87球を投じていたために降板。結果は4回5安打1失点6三振3四球だった。

チームは、主砲のファン・ソトが2打席連続本塁打で気を吐いたものの、いずれもソロ。わずかその2点しか奪えず2-4で敗れた。

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