ギッテンスにも再売却条項が…… シティはお得意の若手放出で収益増目指す

チェルシー行き濃厚なギッテンス photo/Getty Images

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チェルシーはお得意様となっている

チェルシーはドルトムントのFWジェイミー・バイノー・ギッテンスの獲得に近づいているようだ。『THE Sun』が伝えた。

現在はクラブ間で獲得について協議しており、週明けには合意に達すると予想されている。同メディアは5500万ポンド(約109億円)の移籍金で決着するだろうと報じている。

ギッテンスはチェルシー、レディング、マンチェスター・シティの下部組織に在籍したアタッカーで、ドルトムントでブレイクを果たした。まだ20歳と非常に若い選手だが、昨季のブンデスリーガでは8ゴール4アシストを記録している。
シティは若手を放出する際に、契約に再売却条項を盛り込んでいる。今回のギッテンスの契約にも含まれており、チェルシー移籍が決まれば、その移籍金の10%、今回であれば550万ポンド(約11億円)がシティの手元に入ることになる。

すでにチェルシーはイプスウィッチからリアム・デラップを獲得しているが、同選手もシティ出身のアタッカーで、彼の契約にも再売却条項が付随している。『the Telegraph』によると、その比率はギッテンスを上回る20%で、デラップの契約解除金が3000万ポンドだったこと考えると、600万ポンド(約12億円)がシティに支払われることになる。

シティはこのモデルから収益を得ており、ギッテンスの移籍が決まれば、総額1150万ポンドを受け取ることになる。ギッテンスらに続く若手もまだまだ控えており、この資金を使ってのトップチームの補強は今後も続くことになるだろう。

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