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「これは勝者のメンタリティーだ」 今季のアーセナルの強さは “本物”か 20年ぶりのプレミア制覇への挑戦|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

「これは勝者のメンタリティーだ」 今季のアーセナルの強さは “本物”か 20年ぶりのプレミア制覇への挑戦

現在プレミア首位に立つアーセナル photo/Getty Images

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厳しい戦いに勝てるチームに

2003-04シーズンに無敗優勝を飾ったアーセナル。インビンシブルズとも呼ばれるこのチーム以来プレミアリーグを制覇することはできていない。

昨シーズンは、プレミアリーグ首位の座を長らくキープしていたが、シーズン終盤の失速もあり、最後はマンチェスター・シティに競り負け優勝を逃した。

今シーズンは20年ぶりの優勝を目指すべく夏にMFデクラン・ライスやMFカイ・ハフェルツといった大型補強を行った。そして迎えた今シーズンは、プレミアリーグ15試合を終えて11勝3分1敗で首位を走っている。
第8節ではマンCを相手に8年ぶりの勝利を収め、昨シーズンまでとは一味違う雰囲気を見せている。1点差の厳しいゲームを7試合リーグ戦で制しており、勝ち点1を勝ち点3へと導けるチームになっている。

第15節のルートン・タウン戦でも4-3の劇的勝利を飾ったアーセナル。元エヴァートンやベルギー代表監督を務め、現在はポルトガル代表監督を務めるロベルト・マルティネスは「これは勝者のメンタリティーだ。ルートンは難しくするつもりだったが、アーセナルは逃げ切った」(英『BBC』より)と称賛。

また元レンジャーズのアリー・マッコイスト氏は「偉大なチームはフットボールの試合に勝つ方法を見つける。それはシーズンの終わりに絶対に重要な勝ち点3になるかもしれない」と解説を務めたこの試合のコメントを残している。

劇的勝利を飾ったブレントフォード戦や今回のルートン・タウンとの勝利がシーズン終盤に重要になってくる可能性は十分に考えられる。劇的勝利を収めることも、ウルブズ戦のように後半思うようにいかなくても勝ちきる力が今のアーセナルにはある。

今月はまだ、アストン・ヴィラ、ブライトン、リヴァプールといった強豪との対戦も控えている。12月のタイトなスケジュールの中でも勝ち点を積み重ねていくことができれば、今季のアーセナルの強さは “本物”だといえるだろう。

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