「バイエルンでの苦戦はすでに遠い歴史」 リヴァプールで21歳の怪物MFグラフェンベルフが目覚め始めている

今夏リヴァプールへ加わったグラフェンベルフ photo/Getty Images

長くリヴァプールを支えるMFになる可能性

今夏のリヴァプールは中盤大補強に動いたが、徐々に形が見えてきた。すでに主力として活躍するドミニク・ショボスライは大当たりで、アレクシス・マクアリスターもアンカーの役割を無難にこなしている。

フィットに時間がかかるかと思われた遠藤航もカップ戦で結果を出し始めており、守備力ならマクアリスターにも負けていない。

さらにもう一人。英『Football365』より優雅な選手と絶賛されるのは、バイエルンから獲得された21歳のオランダ人MFライアン・グラフェンベルフだ。
グラフェンベルフは母国オランダの名門アヤックスで早々にブレイクした190cmの大型MFで、アヤックス時代から評価は高かった。しかし、移籍したバイエルンでは出番確保に苦戦。苦しい1年を過ごすことになり、今夏にリヴァプールへ向かうことになった。

昨季のことから少し評価がダウンしていたが、やはり実力は本物だ。ここまでヨーロッパリーグの戦いを中心に結果を出し始めており、年齢的にも今後数年にわたってリヴァプールを支えるMFとなる可能性がある。

「グラフェンベルフは単に数字が良いだけはない。彼はリバプールの中盤に必要なスピードと推進性をもたらしながらも、狡猾さと優雅さを兼ね備えている。彼のバイエルンでの苦戦はすでに遠い歴史のようだ」

同メディアはこう評しており、獲得は正解だったと見ていいか。元よりグラフェンベルフは190cmのサイズと柔らかいテクニックを備えたMFと評判で、ポテンシャルは抜群だ。リヴァプールでもスタメンを確保するだけの素質はあるはずで、グラフェンベルフとショボスライ、あるいはマクアリスターとのインサイドハーフが機能するシナリオは理想的と言えそうだ。

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