クラシコで0-3敗戦のレアルには“新ストライカー”が必要なのか 29本のシュートで無得点に漂う不安

バルサに0-3で敗れたレアル photo/Getty Images

ベンゼマの穴をどう埋めていくか

プレシーズンマッチの結果に一喜一憂する必要はないのだろうが、レアル・マドリードは30日に行われたバルセロナとのクラシコに0-3で敗れてしまった。

アメリカのAT&Tスタジアムで行われたこの一戦では、レアルも29本のシュートを放つ猛攻を浴びせている。シュートがポストに当たるなど不運もあったが、結果は無得点だ。

こういう展開になってしまうと、やはりカリム・ベンゼマ退団の影響が話題に挙がってくる。レアルは今夏にエスパニョールからFWホセルを獲得しているが、やはりベンゼマの存在は大きい。ベンゼマは今夏にサウジアラビアへ向かうことになり、レアルは何とかこの穴を埋めなければならない。
スペイン『as』はクラシコの完敗を受け、今夏のうちに新たなエースストライカー獲得へ本腰を入れるべきかとサポーターへ問いかけている。

ホセルをセンターフォワードへ配置するのもオプションではあるが、ベンゼマと同じ働きを求めることはできない。得点力を求めるなら、やはりパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペが理想のターゲットだろう。パリとムバッペの関係はこじれており、レアルは噂される行き先の1つだ。

今回のバルセロナ戦では29本ものシュートを放っており、それだけチャンスを作れたと前向きに捉えることもできる。しかし、この本数で無得点というのは寂しい。同メディアはリーグ開幕後も同じようなことが起きてしまうかもしれないと伝えており、決定力には課題が残る戦いとなってしまった。

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