今シーズン “勝てていない”2チームを残すバイエルン 11連覇に向けた最後の試練

11連覇に挑むバイエルンの選手たち photo/Getty Images

残すは2試合

各国のリーグ戦も終盤に入り、優勝争いはシーズン終盤の注目の的の1つとなっている。特に激しい優勝争いを見せているのが、ブンデスリーガだ。現在、第32節を迎えているブンデスリーガの優勝争いは2チームに絞られている。バイエルン・ミュンヘンとドルトムントだ。この2チームがここ数年見せていなかった優勝争いを今シーズンは見せている。

勝ち点68で首位に立つバイエルンは、リーグで10連覇中と国内では圧倒的な成績を残しており、11連覇を目指す戦いとなる。しかし今シーズンのバイエルンは指揮官の交代や選手同士の衝突などネガティブなニュースも多い。CL敗退後のマインツ戦には負けてしまうものの、その後は3連勝を果たしており、シーズン終盤に向けて調子は上がってきている。第32節のシャルケ戦ではFWセルジュ・ニャブリの3試合連続ゴールを含む6発を記録し、絶好調だ。

リーグも残り2試合となったが、首位バイエルンには懸念点がある。バイエルンが残す2試合はライプツィヒとケルン。ライプツィヒは4位に位置しており、CL出場権に向けて負けられない試合となる。またケルンは10位に位置しているものの連勝中で、前節のヘルタ戦では大量5得点をマークしている。そんな2チームにバイエルンは今シーズン勝てていない。第16節、17節の連戦でどちらも引き分けに終わっており、嫌なイメージを持つ相手と言える。バイエルンにとっては、難しい2チームを残すこととなった。
2012-13シーズンよりブンデスリーガで圧倒的な強さを誇るバイエルン。今季は国内カップやCLでは早々に敗退してしまい、クラブの威信をかけて挑むタイトルレースとなる。

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