アジアで抑えるのは無理 柏レイソル時代から怪物だったFWが今季もカタールで《22戦22ゴール》と制御不能に

アル・ドゥハイルでゴールを量産するオルンガ photo/Getty Images

昨季に続いて得点王獲得

惜しくもアジアチャンピオンズリーグの決勝で浦和レッズと対戦するシナリオは実現しなかったが、今季カタール国内リーグを制したアル・ドゥハイルにはJリーグをよく知る怪物がいる。

柏レイソルでも2020年にJリーグ得点王、MVP、ベストイレブンを獲得するなど大暴れだったFWマイケル・オルンガだ。

オルンガがJに残したインパクトは強烈だったが、それはカタールでも変わらない。2021年より加入したアル・ドゥハイルでは、昨季リーグ戦24ゴールを挙げて得点王を獲得。
さらに今季は8日に行われた最終節のアル・シャマル戦で4ゴールを挙げる大活躍を披露。これで今季の得点数は22ゴールとなり、2シーズン連続でのリーグ得点王を獲得した。

ACLでは準決勝でアル・ヒラルに大敗したため、決勝はアル・ヒラルVS浦和のカードだった。オルンガを知るJリーグファンの中には、決勝でのアル・ドゥハイルVS浦和を望んでいた人もいたかもしれない。

オルンガは2017-18シーズンにスペインのジローナで数試合プレイした経験はあるが、5大リーグでのプレイはこれだけだ。柏、アル・ドゥハイルとアジアでの活躍が中心となっており、気付けばもう29歳。5大リーグでも通用した可能性があり、ややもったいないキャリアとも言えるか。

193cmのサイズと得点力はアジアのDFに抑えられるレベルではなく、カタールでも勢いは止まりそうにない。

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