マンUから加わった助っ人はまさかの“0ゴール0アシスト”…… 超大量補強N・フォレストに降格の危機

ノッティンガム・フォレストへ向かったリンガード photo/Getty Images

24ゴールしか奪えぬ苦しい状況

今季開幕前、プレミアリーグに昇格してきたノッティンガム・フォレストは野心たっぷりだった。目標のプレミア残留へ大量補強を敢行し、FWモーガン・ギブス・ホワイト、タイウォ・アウォニイ、エマニュエル・デニス、MFオレル・マンガラ、レモ・フロイラー、DFレナン・ロディ、セルジュ・オーリエら即戦力を次々と補強。

その中で目玉選手の1人になると期待されたのがMFジェシー・リンガードだ。

マンチェスター・ユナイテッドを離れたリンガードは、プレミアリーグでの経験も十分。イングランド代表でのプレイ経験もあり、ノッティンガム・フォレストは昨夏にリンガードをフリーで獲得している。プレミア残留へこうした経験豊富な選手も必要だ。
だが、結果がまるで出ていない。開幕当初こそ主力としてプレイしていたが、リンガードはここまでリーグ戦17試合をこなして0ゴール0アシスト。927分間のプレイでゴールへの関与が無く、ノッティンガム・フォレストからすれば完全な期待はずれだ。

今節は古巣マンUとの対戦だったが、リンガードは88分から2分プレイしただけだ。試合も0‐2で敗れており、気付けば順位は18位と降格圏まで落ちてしまった。まだ残留への望みは残されているが、あれだけの大型補強で2部降格となればショックが大きすぎる。

開幕前より新戦力が多すぎてチームをまとめるのが大変ではないかと懸念されていたが、まだチームとして完成したとは言い難い。デニス、ギブス・ホワイト、アウォニイ、さらにリンガードも加えながら、ここまでリーグワーストタイとなる24ゴールしか奪えていないのも寂しい。

残留はクラブ最大の目標だったはずだが、生き残れるか。

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