今冬に移籍希望もブライトン残留のカイセド それでもサポーターと主将の信頼は揺るがない

ブライトンで存在感を発揮する photo/Getty Images

ボーンマス戦で復帰した

今冬は前半戦でチームのキーマンだったレアンドロ・トロサールがアーセナルへと移籍するなど、放出面で目立ったブライトン。さらにモイセス・カイセドがクラブへトランスファーリクエストを送ったものの、今季は残留となっている。

チェルシーやアーセナルが獲得に臨んだものの、最終的にはチームに残留。しかし一度移籍を望んだことで決して居心地が良いとはいえないだろう。そんな中で迎えたプレミアリーグ第22節のボーンマス戦で57分からカイセドは途中出場した。

カイセドがピッチに入るとホームスタジアムは、カイセドを迎える大きな拍手で包み込まれていた。チームは87分に三笘薫の決勝ゴールで勝利しており、大きな勝点3を得ている。
試合後のインタビューにてブライトンのキャプテンを務めるルイス・ダンクはカイセドについて「明らかに彼にとっては難しい状況だったし、こういったことはフットボールでは起こり得ることだ」と擁護。さらに「彼は若い選手で、僕たちは彼とともにいる。明らかに素晴らしい選手だ」とコメントしている。

チームメイトやサポーターからも温かく迎えられたカイセド。夏の移籍市場でどのような動きを見せるかは分からないが、今シーズンの後半戦はブライトンの一員として高いパフォーマンスを発揮してくれるはずだ。

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