アーセナルで期待された大型FWも30歳 “18カ月ぶり”にクラブと契約結んだ男の挑戦

アーセナルでプレイしたサノゴも30歳 photo/Getty Images

アーセナルでは結果を残せなかったが……

2013年の夏にフランスのオセールからアーセナルへ加入してから約10年。当時フランス期待の若手大型ストライカーだった男のキャリアは、想像していたものとは異なるものとなった。

27日に30歳の誕生日を迎えたのは、U-21フランス代表でもプレイしていたFWヤヤ・サノゴだ。

194cmとサイズもあったサノゴのことを覚えているアーセナルファンも多いだろう。アーセナルでは通算1ゴールしか奪えなかったのだが、サノゴはアーセナルファンの間でも有名な存在だ。
とはいえ、アーセナルを去ってからのキャリアを記憶している人は少ないだろう。2017年にトゥールーズへと移籍したサノゴは、3年後の2020年夏に退団。フリーの時期を挟み、2021年冬にイングランドのハダースフィールド・タウンと契約。

そのハダースフィールドも半年で退団することになったのだが、その後はずっとフリーの期間が続いていたのだ。実にその期間は18カ月に及び、このたび誕生日の27日にアルメニアのFCウラルトゥと契約を結ぶことになった。

契約は今夏までの短期的なものだが、30歳を迎えたタイミングで新たなチャレンジだ。若い頃は世代別のフランス代表でも活躍していただけに、この10年は予想していたものとは違っていただろう。しかしサノゴはフットボールでのチャレンジを続けており、再びゴールという形でアピールしていけるのか楽しみだ。

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