攻守両面で存在感を発揮し続ける浦和のリーダー フランクフルト相手にも一撃を決めたショルツ

PKを決めるショルツ photo/Getty Images

J1では6ゴールを記録した

昨季浦和レッズに加入したアレクサンダー・ショルツ。加入早々から最後尾でチームを支える守備のリーダーは、今季も浦和のゴールを守り抜き、リーグ5位の失点数を記録した。

リーグトップクラスのFW陣を抑え込むフィジカルに加え、スピードも持ち合わせるショルツはセンターFWだけでなくウインガーにも強いDFだ。J1で32試合に出場しており、今季は助っ人の負傷離脱が多かった浦和においてケガでの離脱も少ない身体の強さを兼ね備えている。

そして今季より目立ったのはショルツの得点力だ。PK職人としての一面も持ち合わせており、J1では32試合で6ゴールを記録。さらに決勝に進出したAFCチャンピオンズリーグでも2ゴールを決め、全北現代モータース戦でのPK戦も成功している。
また16日に行われたフランクフルト戦でも1ゴールを決めたショルツ。セットプレイから流れてきたボールを冷静にゴールへと押し込み、チームの貴重な追加点を奪ってみせた。3年目を迎える来季もチームを支える守備のリーダーとなるだろう。高いパフォーマンスを継続的に発揮し続けるショルツの活躍に目が離せない。

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