昨季の“4番手CB”からの脱却へ ハーランド、フォーデンらシティ攻撃陣を完封して自らの価値を上げたリヴァプールDF

高パフォーマンスを見せたゴメス photo/Getty Images

CBでシティ戦を先発したゴメス

プレミアリーグ第11節でリヴァプールはマンチェスター・シティと対戦。1-0で勝利してリーグ戦4試合ぶりの勝利を飾った。今季ゴールランキングを独走するアーリング・ハーランドと、リヴァプール戦に無類の強さを見せるフィル・フォーデンを止めた男がセンターバックで起用されたジョー・ゴメスだった。

前節のアーセナル戦でジョエル・マティプが負傷してこの試合に出場できず。ケガから復帰したイブラヒマ・コナテに期待が寄せられたが、コナテも負傷し、センターバックには当初右サイドバックで予想されていたゴメスが先発で入った。

試合が始まると、フィジカルの強さとスピードを駆使してシティの攻撃陣を完封。フィルジル・ファン・ダイクとともにハーランドを、トレント・アレクサンダー・アーノルドの代わりに右サイドバックに入ったジェイムズ・ミルナーとともにフォーデンをしっかりと抑え、今季プレミアリーグ無敗でリーグ最多33ゴールを挙げる攻撃陣を見事完封勝利へと導いた。
リヴァプールがプレミアリーグを制した2019-20シーズンには、センターバックの主力として活躍したゴメス。しかし翌年にはケガで長期離脱すると、昨季ジョエル・マティプにポジションを奪われると、新加入のコナテも併用されて序列は4番手に下がってしまう。それでも実力者であることは変わりない。それを証明するシティ戦だったといえるだろう。

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