ガビ、ペドリ、アラウホら市場価値急上昇中 バルサ驚異の若手軍団こそすべての希望

ガビは2021年に大ブレイク photo/Getty Images

2022年のバルサで1番注目されるポイントに

苦しい戦いが続くバルセロナにおいて、2021年の収穫は若手の成長だろう。チームとして今季の成功を望むのは難しいが、若手が育っていることは未来への希望となる。

移籍情報サイト『Transfermarkt』もバルセロナの未来は明るいと2021年の戦いを振り返っているが、バルセロナの若手選手たちの市場価値が急上昇しているのだ。
例えば17歳のMFガビは市場価値が4000万ユーロまでジャンプアップ。同じく中盤で出番を増やしている19歳のニコ・ゴンザレスは2000万ユーロに。

ファティはコンディションさえ整えば相手の脅威となる photo/Getty Images

ファティはスペイン代表でもエースになれるポテンシャル

最終ラインの新たな番人となりつつあるロナウド・アラウホ(22)も2020年の4月時点では450万ユーロの評価だったが、今では3500万ユーロまで上昇。同じく期待の若手DFエリック・ガルシア(20)も1800万ユーロとまずまず市場評価は高い。

そして最大の目玉は19歳のFWアンス・ファティとMFペドリで、ファティは6000万ユーロ、ペドリは8000万ユーロと評価されている。ファティは負傷で長期離脱したことで評価を下げた部分もあるが、それでもペドリとファティが現代を代表する若手プレイヤーなのは間違いない。上手くいけば2人揃って1億ユーロ超えの価値を持つプレイヤーとなるだろう。

2022年のバルセロナはさらに若手が伸びることになるのか。他にも20歳のFWアブデ・エザルズーリは昨年10月時点で100万ユーロだった市場価値が今では800万ユーロまで上昇するなど、短期間で一気に知名度を上げた印象だ。

リーガ・エスパニョーラやチャンピオンズリーグのタイトルを狙えるようになるまでには時間が必要だろうが、若手を辛抱強く起用していけば道は開かれるはず。2022年の1年間で彼らがどこまで成長するのか。今サポーターが最も関心を抱いているのは若手の成長かもしれない。

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