「リヴァプールが負ければ……」 2位に”勝ち点差11”をつけるシティが首位独走へ

第3節リヴァプール対チェルシーの一戦は1-1のドローとなった photo/Getty Images

3日に上位対決が行われる

プレミア開幕前のコミュニティ・シールドではレスターに負け、プレミアでは初戦からトッテナムに敗れるなど、難しいシーズンスタートを切ったマンチェスター・シティ。その後もサウサンプトンを崩せず、勝ち点を落としており、今季こそリヴァプールやチェルシーがプレミアを制すのではないかと思われたが、シティは21試合を消化して勝ち点は53ポイントで首位に。追いかけるレッズやブルーズは新型コロナウイルスの影響もあり、試合数は少ないが、2位ブルーズとの差は11ポイントだ。

序盤に苦しんだかと思えば、シーズン中盤戦で立て直すのがここ最近のシティの特徴だ。昨季もレスターに2-5、トッテナムに0-2とシーズン序盤に負けが続いたが、結局は2位マンチェスター・ユナイテッドに勝ち点12ポイントを離して優勝している。今季も既にその流れになっており、日程が厳しくなってくる11月、12月を無敗で走りぬいている。戦力層の差もあるが、指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが持つ選手のマネジメント力が出たか。

このように早くも独走態勢に入りかけているシティだが、3日に行われるブルーズ対レッズの試合結果次第では、プレミア優勝をさらに盤石なものとするか。

英『Manchester Evening News』でもタイトルレースの議論は行われており、マンチェスター・ユナイテッドでプレイした経験を持つリオ・ファーディナンド氏はレッズがシティの優勝を阻むことのできる唯一の存在だと考えているようだ。そのため、3日に行われるレッズ対ブルーズでユルゲン・クロップが率いるチームが負けるようなことがあれば、現状の結果を変えることはできないとコメントしている。

1月にして早くも上位争いから抜け出したシティ。他チームに見られる新型コロナウイルスや怪我の影響での複数の主力離脱もなく、今後も独走を続けるのだろうか。

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