ユヴェントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、ようやく悪夢から解き放たれた。
4日に行われたセリエA第30節で、宿敵トリノとのトリノダービーに臨んだユヴェントス。開始早々の3分にパウロ・ディバラ のゴールで先制に成功すると、その後3点を加えて4-1の勝利を収め、前人未到9連覇へ向けて大きく前進した。
リーグ戦再開後3試合連続ゴール中で、調子を上げてきているロナウド。この試合でもスタメンに名を連ねると、1点リードした29分、鋭いカウンターからドリブルで相手陣内へ持ち込み、フアン・クアドラードをゴールをアシストした。
そして2-1で迎えた61分、ようやく待望のときが訪れた。ロナウドは、相手のハンドによりペナルティアーク手前で得たフリーキックのキッカーを務めると、代名詞である強烈な無回転シュートではなく、カーブをかけたコースを突くシュートでゴールを狙う。きれいに壁を越えたボールは、GKの手をかすめてゴール左隅に突き刺さったのだ。
ユヴェントス加入後なかなか直接FKからゴールを決めることができなかったロナウドだが、データサイト『opta』によると、「43本目」にしてようやく初FK弾をゲットした。セレブレーションの際には、フィールドプレイヤー全員で同選手を祝福。マウリツィオ・サッリ監督も両手でガッツポーズを決め、笑みがこぼれていたのが印象的だった。
また、ロナウドは試合後、伊『sky sport』のインタビューで「チームが、勝ちさえすれば、ゴールを決めるのは誰でも構わない」としながらも「自信を取り戻すためにも、FKからのゴールを決めることが本当に必要だったんだ」と心境を打ち明けている。
参照元:YouTube
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