中断明け“超過密日程”で怪我人続出の危険あり 「間違いなく怪我が増える」

ケインが復帰した場合も過密日程は禁物 photo/Getty Images

選手にかかる負担は大きい

新型コロナウイルスの影響で欧州各国のリーグはストップしており、イングランド・プレミアリーグでは6月再開案が浮上している。

6月までに事態が収束しているかは分からないが、いずれにしても超過密日程になるのは間違いない。6月に再開し、8月からは新シーズンをスタートさせる可能性もあるというのだ。

まず今季の戦いを最後まで消化することが重要となるが、懸念されるのは選手のコンディションだ。今はサッカーそのものがストップしている状況で、6月からいきなり過密日程に突入すれば選手たちに大きな負担がかかることになる。
英『Daily Mail』は1人の医師の意見を紹介しているが、この医師は怪我のリスクが大きくなる可能性があることを指摘している。

「短期間で土曜日、水曜日、また土曜日と試合をすることは大変なこと。間違いなく怪我が増えるだろう。頑丈な選手は対応できるかもしれないが、中には他の選手よりもリカバリーに時間がかかる者もいる。負傷歴のある者、また負傷から戻ってきた者には危険となる」

今季のスケジュール消化、さらに8月から新シーズンをスタートさせ、来夏には延期したEURO2020を行う。仮にこのスケジュールとなれば、プレミアリーグで戦う選手たちには信じられないほどの負担がかかることになる。

怪我人続出のシナリオも避けなければならないが、どのようにスケジュールを組んでいくべきなのか。

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