バイエルンはアリエン・ロッベン、フランク・リベリの後継者探しに力を入れてきたが、現在のチームでその可能性を見せているのはFWセルジュ・ニャブリとFWキングスレイ・コマンだ。
ニャブリはすでにドイツ代表でも中心選手となっており、得点力も高い。長くバイエルンの前線を引っ張る存在となることだろう。
23歳のコマンもポテンシャルは高く、今季もリーグ戦11試合に出場している。ロッベン、リベリと比較されると物足りないが、伸びしろ十分のアタッカーと言えよう。
ブンデスリーガ公式によると、コマンもバイエルンでの生活に満足感を見せている。大先輩リベリのように長くクラブに留まるビジョンを描いているようで、バイエルンで10年以上プレイすることを望んでいる。
「長くバイエルンに留まると確信しているよ。街はファンタスティックだし、クラブも素晴らしい。僕たちにはチャンピオンズリーグが必要だ。クラブからの信頼を感じているし、常にチームで重要な一員だと感じている。リベリのように12年クラブに留まることもイメージできるよ」
リベリは24歳だった2007年にバイエルンへ加入し、そこから12年間プレイした。2012-13シーズンには3冠も達成しており、クラブ史に名を刻んだ偉大なウイングだ。
12年間と口にするのは簡単だが、バイエルンほどのクラブは今後もビッグプレイヤー獲得へ動くはず。コマンがリベリのような選手となるには、そうした競争に打ち勝っていかなければならない。コマンはバイエルンでどう成長していくのか、今後が楽しみだ。
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