セリエAで首位に立ったインテルは、17日よりチャンピオンズリーグ・死の組の戦いに臨むことになる。インテルはバルセロナ、ドルトムント、スラヴィア・プラハと同じグループFに入っており、このグループが最も厳しいと言っていいだろう。
バルセロナはもちろん、ドルトムントもリーグ戦ではレヴァークーゼンを4-0で粉砕するなど実力を見せつけている。インテルもかなり苦しい戦いを強いられるだろう。
伊『Tuttomercato』などによると、かつてミランやレアル・マドリードを指揮した名将ファビオ・カペッロ氏もインテルがイタリア勢の中で最悪のクジを引いたと見ている。ただ、初戦がホームでのスラヴィア・プラハ戦となっているのは有利だとも語っており、よりチームが成熟した段階でバルセロナ戦とドルトムント戦を迎えられるはずと期待している。
「インテルはイタリア勢の中でもワーストのクジだ。だが、日程は彼らの助けとなるだろう。初戦がホームでのスラヴィア・プラハ戦というのはアドバンテージだ。バルセロナ、ドルトムントにチャレンジする時には、チームはルカクやサンチェスを含めより成熟しているだろう」
またカペッロ氏は指揮官アントニオ・コンテのことも高く評価しており、コンテが違いを生み出す存在になると期待をかける。今のところはバルセロナがグループ突破の最有力候補で、インテルとドルトムントが残る1つのイスを争う構図だろうか。微妙な采配の差が違いを生むことになるはずだ。
グループFは絶対に見逃せないグループの1つだが、決勝トーナメント行きを決めるのはどのチームか。
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