現在マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラの哲学は最終ラインからスタートするということなのだろうか。グアルディオラがこれまでの監督生活でDFの補強に費やした金額が注目を集めている。
グアルディオラはこれまでバルセロナ、バイエルン、マンCを指揮してきたが、自身が理想とするチームを作り上げるべく多くのビッグディールを実現させてきた。その中でも目立つのがDFの補強なのだ。
スペイン『MARCA』によると、グアルディオラはこれまで指揮官となってから実に13億ユーロ超えの資金を使って選手を獲得してきた。そのうちDFの補強に費やした金額が1番多く、5億1310万ユーロとなっている。
今夏もユヴェントスからサイドバックのジョアン・カンセロを6500万ユーロで獲得しており、他にもマンCではアイメリック・ラポルテ (6500万ユーロ)、バンジャマン・メンディ(5750万ユーロ)、カイル・ウォーカー(5100万ユーロ)、ダニーロ(3000万ユーロ)、ジョン・ストーンズ(5560万ユーロ)を獲得してきた。最終ラインの顔ぶれはグアルディオラ就任時から大きく変わっており、GKエデルソン・モラレスにも4000万ユーロの移籍金を費やしている。
単純にマンCの最終ラインのクオリティに納得できなかっただけとも言えるが、移籍金が高騰している近年の流れもあってグアルディオラはDFの補強に恐ろしいほどの金額を費やすことになった。マンCでは計7億6230万ユーロを使用しているが、悲願とするチャンピオンズリーグ制覇には届くのか。目眩がするほどの金額が動いている。
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