負傷者が続出しているミラン
ACミランは3日、同クラブに所属するイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとブラジル代表MFルーカス・パケタが負傷離脱することとなったと発表した。
2日に行われたセリエA第30節で、ウディネーゼをホームへ迎え入れたミラン。この試合でゴールマウスを守ったドンナルンマは開始直後の5分、相手のロングボールを処理するためにペナルティエリアを飛び出した際、右太ももを負傷。その後、一旦プレイを続行するも、12分に交代を余儀なくされていた。一方のパケタは、35分に相手のタックルを受けた際に右足首をひねり、プレイ続行不可能に。ピッチへ倒れこみ、苦痛に顔を歪める姿がカメラにも捉えられていた。
試合翌日に検査を実施したところ、ドンナルンマは右太ももの屈筋を損傷していることが判明。伊『sky sport』など複数のメディアによると、数週間の離脱を余儀なくされるという。そして、パケタはMRI検査の結果、右足首を捻挫しており、グレード2と診断されたとのこと。来週に再検査を行い、今後について判断するようだが、グレード2ということもあり、手術を実施する可能性もある。長期離脱は避けれらないかもしれない。
現在セリエAで4位につけているミランだが、3試合白星から遠ざかっていることに加えて負傷者が相次ぎ、目標とするチャンピオンズリーグ出場権獲得へ向けて窮地に立たされている。6日にはユヴェントスとの試合を控えており、攻守の要となっていたドンナルンマとパケタの負傷離脱は大きな痛手だ。