イニエスタの後釜はもう見つかった バルサの左サイドでコウチーニョが躍動

バルセロナに適応するコウチーニョ photo/Getty Images

徐々にスタイルに適応

バルセロナにとって課題の1つでもあったMFアンドレス・イニエスタの後釜探しは、今冬に獲得したフィリペ・コウチーニョで解決を見たのではないだろうか。イニエスタは33歳とベテランになり、シーズンでフル稼働するのは難しくなっている。そのため代役が必要だったのだが、今節6-1で大勝したジローナ戦でコウチーニョがその可能性を見せてくれた。

コウチーニョは今季リヴァプールの選手としてチャンピオンズリーグに出場しているため、バルセロナの一員として同大会に出場することはできない。そのためリーグ戦ではコウチーニョが出場し、イニエスタはチャンピオンズリーグに備えるといったローテーションが採用されていくことになるだろう。

ジローナ戦ではイニエスタがお休みとなったが、コウチーニョは左サイドで躍動。1ゴールを奪った他、巧みな動きでチャンスメイクに貢献していた。右サイドではウスマン・デンベレが先発していたが、左サイドの方がスムーズに流れていたのは言うまでもない。サイドバックのジョルディ・アルバとも良い関係を築けるだろう。

スペイン『MARCA』もイニエスタが替えの利かない存在であるとしながらも、コウチーニョが時間とともに上手くバルセロナに適応してきたと称賛している。かなり高額なお買い物ではあったが、コウチーニョはイニエスタの後釜として最適な選手と言えるはずだ。

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