ポグバに続いてルカクとも? モウリーニョが大型ストライカーへの信頼を失くす可能性も

セビージャ戦で結果出せなかったルカク photo/Getty Images

大一番で結果が出ない

ここ最近はマンチェスター・ユナイテッド指揮官ジョゼ・モウリーニョとMFポール・ポグバの関係が問題視される機会が増えており、21日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグのセビージャ戦ではベンチスタートの扱いとなった。戦術的選択とも言えるが、やはり現状を考えるとモウリーニョとポグバの関係に亀裂が入ったと疑われるのが自然だろう。

しかし、このケースはポグバだけとは限らない。英『Daily Mirror』は、FWロメル・ルカクとモウリーニョも衝突する危険があると伝えている。ルカクは昨夏にエヴァートンから加入して以降センターフォワードのポジションを守り続けており、モウリーニョは結果が出ない時も信用して使い続けてきた。

ところが、ルカクはセビージャ戦でも結果を出せなかった。周囲のサポートが不足していたのは間違いないが、前半にはアレクシス・サンチェスからの絶妙なパスをゴール上に外してしまう場面もあった。高さと強さを活かしてセビージャのセンターバックを苦しめたのは間違いないが、ポストプレイの精度など不満の残るパフォーマンスだったのは間違いない。それこそモウリーニョの下で大活躍したディディエ・ドログバとは比較にならないだろう。
ポグバに続いてルカクにも満足できないとなれば、モウリーニョ政権下で獲得した目玉選手2人がスタメンから外れるなんて事態もあるかもしれない。ルカクはプレミアリーグでも12得点に留まっており、大一番で結果が出せなければモウリーニョが信頼を失っても仕方がないだろう。

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