今季はプレイタイム増えず
14日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでパリ・サンジェルマンを3-1で撃破したレアル・マドリードでは、やはり2得点を挙げたFWクリスティアーノ・ロナウドに注目が集まる。今季はパフォーマンスが悪いと批判されることも多かったが、この大舞台で改めて自身の価値を示す2得点となった。
しかし、ロナウド以外にも忘れてはいけない選手がいる。途中出場から2ゴールをお膳立てしたMFマルコ・アセンシオだ。アセンシオは79分にピッチに入ると、左サイドから崩してロナウドとマルセロのゴールをアシスト。アセンシオがいなければレアルの勝ち越し点は生まれていなかっただろう。
スペイン『as』のアルフレッド・レラーノ氏もアセンシオを絶賛しており、「途中出場したルーカス・バスケスとアセンシオはどちらも良かった。だが、特にロナウドとマルセロのゴールを生んだアセンシオは称賛に値する。彼は常にチャンスを得るべきだ」と主張している。
今季アセンシオはプレイタイムが限られていたが、その能力に疑問はない。ガレス・ベイルが復帰したこともあって前線のポジション争いは激しいが、アセンシオにはもっとチャンスが与えられるべきだろう。